タラノメ偵察

 前回、三枚岳界隈の林道を走った時、いたる所にタラノメがあった。今までは糸川林道辺りでタラノメ採りをしていたが、こっちの方が沢山採れそうなのです。そんなわけで、三枚岳付近の林道へもう一度出かけてきました。

一週間前は、まだタラノメのつぼみが固かったけど、春の陽気で食べられる程度になっているのが予想されます。林道にはまだ残雪があるはずなので、今回はスパイクタイヤ装着のメイトでの散策、タラノメが採れなければ、今年最後のアイヌネギ採りでもするつもりでね。

 
小平治林道到着。TWと違い、巡航速度が遅いので5分ほど余計に時間がかかった。あれ、TWの時は楽に走られる林道だったけどメイトだと、やっぱり上りがキツイし路面のギャップも気になります。性能が違うから仕方ないか・・・

 
同じ道でも前回と逆コースだと見える風景も違っています。サルの腰掛も見つけたしね。

 
フキも段々大きくなって、もう少しで食べられそう。しばらく走っても残雪が見当たりません。 とか何とかいっているうちに三枚岳が見えて来ちゃった。 って事は残雪がみんな融けちゃったって事です。予想では2週間は融けないと思っていたのですが、僅か6日ですべて無くなってしまいました。 ここから林道脇のタラノメを探しながら糸川林道方向へトコトコと進む。

気になるのがお天気、我が家を出た時から雲行きが怪しくなり、雨がポツリポツリと落ちているのです。それでもカッパを着る程の雨じゃないのでそのまま前進中。

 
さて、タラノメはというと・・・ あらら、まだつぼみが膨らみかけって感じで早かった。去年なら食べられる程の大きさになっていたんですがね。今年は雪解けも遅かったから例年より遅めなのでしょう。 仕方ないからアイヌネギ採りに切替えるか・・・


3km程走り、糸川支線林道との分岐到着。 さあ、どうしようかな? この辺りのアイヌネギは花を付けたものもあるから遅すぎです。北側斜面で雪解けが遅く、アイヌネギが沢山ある所となると・・・

 
取り合えず、糸川支線林道から常五郎林道へ出て、糸川林道奥に入る。オタマヶ池にはエゾアカとサンショウウオの卵があった。

 
林道には数箇所の渡河地点があるけどメイトでも大丈夫。 この辺りは久しぶり、最後に来たのは3年前かな?途中、数箇所の林道崩落があるが、まだ四輪でも走行可能。


谷地山放牧場へ向かう上りも相変わらずキツイ。ここを真冬にメイト50で来てたんだから、我ながら呆れた。今のメイトは80ccで、しかも雪が無くてもかなりキツイんですから・・・


谷地山放牧場手前にあるのが十字路になった林道交差点。 これだけ完全な林道十字路は、私の知る限り函館界隈にはありません。


そこを過ぎると谷地山放牧場。

 
やっぱり馬がいます。このまま直進して、矢別ダムまで抜けましょう。矢別ダムに近づいて行く道中は、北側斜面となるから、まだ食べられるアイヌネギがあるはずなんですが・・・

   
ありました。 葉っぱが大きくなっているけど、まだ大丈夫。この辺りも山菜採りが沢山入っているから、採りづらい所にしか生えてません。少し奥に入って一食分頂きます。今日のご飯のおかずは、アイヌネギのジンギスカンに決定!

矢別ダムが見えてくると林道走行もおしまい。 あとは我が家へ向かうだけでした。『地図』


 あとがき


 まだタラノメ採りには早すぎました。今回は、メイトにしてはチョット長い林道走行(約24km)となりましたが、廃道を走ったわけじゃありませんから、かかったのは時間だけ、実用車でも十分走行可能な林道です。大分暖かくなったので小休止の際に毒虫たちが、わんさかやって来る時期となってしまった。

そうそう、山菜採りで藪から出たらからダニチェックも忘れちゃいけません。私の体にも2匹付いていましたからね。


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