スナフジ沼2
ゴムボートを岸に付けて後始末開始。組み立てる時より時間がかかって撤収作業終了。お昼にはまだ早いけど、おにぎりを一個食べた。あとは帰るだけなのですが、rz.koiさんが、『せっかく来たんだから金花湯へ続く林道の崩壊状況と神威山南回りルートの崩壊状況をお見せしましょう』との事で付いて行く事にしました。
さっきまで晴れていたのに雨がポツリポツリと降ってきた。まだ大丈夫そうだから、このまま探訪を続けます。

まずは5.4km地点の有名な?分岐を左折。3年ぶりだから懐かしい・・・あの時は情報もあまりなく手探り状態で走った道でしたからね〜

あと数日すれば、ここも紅葉で真っ赤になるでしょう。

GPSでは、このあたりが標高650mで一番高かった。しばらく走り、第一崩落現場。
ここはまだ大丈夫、楽に通過できます。

少し走って・・・問題の第二崩落現場。
私はネット画像でしか見てなかっただけに、本物の崩壊現場は迫力があります。画像左側がガケ崩れを起こしています。草木に覆われよく分かりませんが、右側も沢になっているから同じような感じだった。つまり、通る事が出来るのは50cmほどの幅って事です。
しかも、この場所が崩れないでいるのは、そばにある木の根が土留めの役割を果たして崩落を防いでいるみたいだとrz.koiさんが言っていた。う〜む、そうかも知れません。この木が無ければ今頃は全崩落を起こしているのかも?情報ではコイノクチ橋の手前に崩落箇所があるそうですが、そこが完全崩落しても、そこまで行ければ日帰り徒歩圏内でしょう。しかし、ここが崩落してしまえば往復20km以上の徒歩を強いられるわけですから、かなり山慣れした人間でなければ危険でしょうね。
何枚かこの場所の写真を撮り、次の神威山南回りルートを目指します。この南回りルートは、私が金花湯を訪れた3年前でさえ崩落していたと聞いています。rz.koiさんの話では2kmほど近道になるそうです。最悪、通常コースである北回りルートがダメな場合は徒歩での入湯となるわけで、その時の2kmの近道は大きいでしょう。まあ、崩落しちゃったわけですがね。

5.4km分岐を左折し、南回りルートに入ります。

南回りルートに入って数キロで三叉路の分岐。某、廃道探検リポートのHPでは、ここから迷いつつも金花湯入湯達成しています。三叉路を左折する所から徒歩で進む。そんなに歩かなくても、すぐに大崩落箇所に出るそうです。
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ずっと下り坂で廃道状態。rz.koiさんがこのルートの探査に来なければ、私も訪れる事はなかったでしょう。このあたりは紅葉が綺麗だった。数百メートル歩いた所で大崩落現場到着。

道が全部流されていました。どんなに廃道だって道さえあれば通る事は可能だけど、これではどうしようもありません。救いは左側部分が山なので、切り開けば通れると思いますが・・・まあ、この先にも以前からある崩落箇所があるわけで、カムイ山南回りルートは通行不可能という事になるでしょう。 さて、帰りましょう。約7km走ってゲートに到着。

ここに来ると必ずバイクはドロドロであります。いい加減にTWへ固定したゴムボートを固定し直してと・・・rz.koiさんは、これから別な探訪を控えているので、ここでお別れ。私は島牧村を後にして、我が家へ向かいます。
黒松内町を過ぎた辺りから、土砂降りの雨。道中、ずっとカッパを着ていたから関係ないけど、これだけの雨なら首筋からの防水対策をしなければいけません。私の場合は首にタオルを巻くってだけなんですけどね。
日帰りツーリングの半分近くはカッパを持っていないようで、ベショ濡になって走っていた。カッパは持たないとね。可哀想なのが殿様バイクハレー軍団であります。いつもピカピカに磨きこまれているバイクですから、帰ってからのメンテが大変そう。
雨脚がさらに強くなり、視界の確保が難しくなってきた。どこかに避難場所が無いかと探していたら、後ろからイタリア製バイク二台に追い越されました。どうやらカップルのようです。せっかくのデートツーリング?が台無しでしょう。
まあ、カッパは着ているようだから・ ・ ・ ・ ・ ・ ん?黒いカッパ ・ ・ ・ 違った!二人とも革ジャンに革パンで走っていた。あらら・・・勿体無い・・・けど・・・どうしようも無いか! 気温が下がってシールドが曇り始めたからパーキングに停車させて一休み。スナフジ沼までの林道でドロドロになったバイクが綺麗になっていた。
島牧村出発から3時間半後、無事函館到着。これにてスナフジ沼ゴムボート探訪終了・・・ではないんです。晴天の日にゴムボートを洗って、乾燥させるという後始末がありますからね。その後、お仕事と台風の影響の為、いまだゴムボートを洗ってません。
(ゴムボート)1:9(移動及び後始末)の割合でしょう。 次回はあるかな?

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