元ペンギンズバレー(喫茶店)までメイトで行って、そこから歩きであります。
途中、ニャンコに睨まれながら、まずは穴間へ向いましょう。 今日は海鵜(うみう)も沢山います。
穴間のトンネルが見えてきた。 その手前、ここを登れば穴間要塞跡です。
先月の捻挫がまだ完治していないのでチョット痛む・・・まあ、ゆっくり歩けば大丈夫でしょう。
この辺りの危険な箇所は、みんなロープがあるから安心なんです。 ここも春だね。
穴間神社の鳥居が見えてきます。 ん・・・あらら・・・鳥居の根元がシロアリ(ヤマトシロアリだね)に食害されている。この分だと、数年後にはポッキリ折れるかもしれませんよ。
前回来た時の階段もあった・・・二年経った今も変わっていない様子です。この辺りはキクザキイチゲが多いようで、もうすぐ満開になるでしょう。 さて、そろそろ穴間要塞が見えてきましたよ。
向こう側に小山のような物が見えているでしょう。 これ、すべて要塞跡(穴澗照明所)なのです。
右手に穴間要塞、左手には穴間神社が見えてくる。踏み跡はT字に分かれていますから、右へ行きます。要塞の手前には、寒川部落への最短ルート。『勘七』という漁師が、ここで転落死したことから通称「勘七落し」と呼ばれている急なルンゼコースがありま・・・
おっと! 写真を撮ろうと思ったら、下から初老の男性が登ってきた。履き物は、なんとネオプレーンの胸まであるウエダーです。 おそらく寒川界隈で何か採って来たんでしょう。
ビックリしたなぁ〜
穴間要塞に到着。 小山の上は測距儀があった観測所、下の方はサーチライトがあった照明所だったそうです。
まずは下の照明所から見てみます。
これは何の跡なんでしょう?
周りはこんな感じ、今時期か晩秋でなければ草ボウボウで近づきにくいと思われた。 照明所の中
照明であるサーチライトはエレベーターで上下させていたようで、正面の明るく見える所がそれ、現在は青天井です。今ではレーダー等々で距離を測って照準しますが、当時の夜間砲撃は探照灯(サーチライト)で目標物を照らし測距儀で距離を測ります。当然、明かりを灯すわけで敵側から丸見えとなり、敵側からも照準されてしまうので砲台と観測所は離して置かなければいけません。
穴間要塞の動画 上から見ると四角い穴が開いていて、夏なら見落として落ちるかもしれません。
それにしても上りづらい階段で、踏み面が20cmも無いみたいだし落ち葉が堆積していて要注意です。