濁川林道の巨木 

 先日、厚沢部町の奥地に雷電という名板が付けられているミズナラの巨木があるとの情報が入った。この巨木を見つけた方は、今から3年程前に、道道29号線(梅漬峠)のゲート手前の林道(濁川林道)から山菜採りで入った時に発見したとの事。今回は、お昼から出かけたので、丁度時間的にも良いだろうという事で、その巨木探しに出かけてみました。

その前に、自宅でその場所の地図とニラメッコしたら、秘沼『にごり沼』も近くにあるじゃありませんか。出来たらこの秘沼も見られるものなら見てみましょうという事で出発進行です。

   
函館からだと、道道29号線へは、国道227号線を通り、厚沢部町木間内の移転したセイコマ跡から入るのが近道でしょう。この道は舗装された林道という感じで、舗装路ながら楽しい道であります。

 
道沿いの景色は、N●K「新日本紀行」に出てきそうな景色。しばらく道なりに走ると道道29号線と合流して左折、富里地区の先が濁川林道入り口となる。行き過ぎてしまえば道道29号線のゲートがあるから引き返して、一本前の林道へ入ればOK。

 
ここが濁川林道入り口。地図ではこの先、約10km強で「雷電」が見えるはずなんです。

 
林道に入ってすぐに小川(厚沢部川支流)が流れており、魚がウジャウジャ泳いでた。川自体が小さいから魚体は10cmですけどね。ここなら魚撮りでも魚釣りでも良い感じ。その先は田んぼを作っている工事現場?があり路面は良好。

 
こんな山奥にもしっかり畑があります。この農作物を狙って、山奥では力負けする弱いプーさんが出そうな雰囲気。この手のプーさんが一番厄介だから早く山奥へ入った方が安全かもしれません。まだ1km程しか入ってないのに早くも落とし物発見。う〜ん・・・先を急ぎましょう。『地図』

 
と、思ったら、すぐにゲートで行き止まり。脇抜けしたくても、左側は看板があってハンドル幅が確保出来ないし、右側は小川になってちょっと厳しい感じ。早くも終了? しばし、ゲートを見たら地味にゲートが高いんです。ミラー外し、ごめんなさいのゲート下抜けであっさり通過してしまいました。

 
そこから先は予想通り、古いとはいえプーさんの落とし物のオンパレード。1kmの間に最低3個はあるから、かなりの高密度でしょう。これ、私が一番多く落とし物を見た、松前の大鴨津林道横の廃道の記録を更新してしまいました。そして最初の分岐は右、どちらも本線に見えるから少し注意が必要かな?

 
落とし物を除けば、至って路面状況は良く走り易いし、泥濘な場所も殆どなし。楽々走られるのは救いです。

 
下湯ノ沢橋を過ぎると、また分岐。ここは道なりの左、ドンゲ(イタドリ)が巨大化して見通しが悪い所が出てきました。

 
林道は、左に濁川を見ながら更に奥へと続いています。

 
分岐から先も路面は良好で、走り易い状態は変わりません。林道から見える渓相も良く、落し物の件を除けばとっても良い林道。少し走るとまた分岐が現れた。ここも左が正解で右方向も路面状況は良い感じです。普通、こういう林道ってのは本線の路面が良く、支線は荒れているものなんですが、ここには当てはまらないみたい。

 
左折して進むと路面に雑草が生えていた。この辺りは交通量が少ないのでしょう。地図ではもう少し先で行き止まりのはずですが、あまり2.5万の地図の道を信用しちゃいけません。地図ではある道でも無かったり、無い場所にも林道がついているのはよくある事です。今回は、特に地図の行き止まりの先に道がついていてくれると有り難い。『地図』

なぜなら、巨木『雷電』は地図の行き止まりのすぐ先にあるから見られる予定だけど、その先にある秘沼『にごり沼』まで踏み跡だけでも付いていてくれると秘沼見物も出来ますからね。

 
さて、林道は廃道というほどではありませんが、荒れ放題の道になるし、プーさんの落し物だらけだから微速前進に切り替えて進む。すると、いきなり林道が川で行き止まりになっちゃった。錆びてないスチール製空き缶が捨てられて、ビニール袋も落ちているから、最近誰かがここへ来ていたのでしょう。

ムム・・・さっきからモヤモヤしてたけど、いきなり腹が痛くなってきた。家を出る時にしっかりしてきたんだけど、こんな所でウ○チがしたくなるとは・・・こういうのは波?があるから一回我慢すれば、しばらくの間は大丈夫。

我慢しながら『雷電』を探しましょう。バイクはここまでなので、あとは徒歩での探索となるけど、バイク装備が仇になる。今年から、しっかりトライアルブーツにモトパンを穿き、その下にパットを装着しているから動きづらい。気分的には200m以上歩きたくないな。

 
川を遡る事50mほどで前方に見える木が『雷電』らしい感じ。なにせ高さがビルの5〜6階分ぐらいあるし、近づくにつれて幹の太さもかなりのものだと分かってきた。手前にも枝分かれしたミズナラの木があり、これもまた太くてデカイ。直径3mはあるかな? 『雷電』とおぼしき木に到着。


下から見上げるとかなりの高さです。ところで名板があるはずなのですが・・・ありました。

 
確かに『雷電』であります。さて、ここから秘沼「にごり沼」を見物に行きたいところだけど、『雷電』を見るため川の中を歩いたのでブーツの中はグチョグチョです。この先、歩く気にならないからここまで。

  近くにプーさんの寝床と思われる痕があった。

ムフフ・・・お腹が痛いのが治らないからここへ私が落し物をしておきましょう。

プーさんのウンチで人間がビビるが、これを見たプーさんはどう思うか楽しみ。 

ちなみに「にごり沼」へのルートは『雷電』側の沢ではなく、

林道行き止まり地点にある枝沢を詰めて行けば1km弱?で到着できるはず。
 
おそらくこの沢が「にごり沼」から流れてきた水だと思われる。にごり沼を見るにはバイク装備ではキツイから、今度は野山装備に変えて『にごり沼』見物にでかけたいと思うのでした。

あとは記録取りも無く10kmの林道を戻るだけ。路面状況が良いから20分ほどで道道29号線へ出ておしまい。

 帰りの寄り道をちょっと見る


戻る  HOME  2010年06月06日

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