七飯林道の分岐が分からなかった・・・面白くない。一旦、函館方向へ戻りトンネル手前で左折し大沼公園方向へ向かい、橋を渡りすぐ右側の林道へ入ります。この林道は七飯林道へ通じているはずですが、今は廃道のような気がします・・・一応入ってみましょう。この大沼トンネルのすぐそばの林道は、20年程前なら乗用車でも通行可能でしたが、今は荒れ放題です。雨で侵食された30〜50センチほどの溝の上、不法投棄のテレビなんぞが道端に落ちていたりします。
詳しい道順や歴史は、こちらからどうぞ。ここからだと台場跡まで511mとありますが、ここへは三方向から登れ、最短ルートでは400mだそうです。見てみたいけど、今日は時間が無いので止めましょう。台場山入り口を過ぎると林道は0.5車線から0.3車線へとドンドン道幅がなくなり、木の枝が私を叩きはじめてきました。
なにせ、木々の間から時々見える大沼の景色や、ブナの巨木などを楽しむ余裕があります。
いきなり開けた三叉路の場所に出た。予想では右へ行くと、先ほど探してもよく分からなかった七飯林道の入り口に出るはずで、左は七飯林道でしょう。まずは右へ行って、分岐を確認してみる事にします。この林道の真下には大沼トンネルがある筈ですから、私はトンネルの上を走っている事になりますね。それから、プーさんにとっては西側の山々と東側の横津連峰とは国道5号線で分断されていますからこの場所を移動路として使っているのではないでしょうか。 少し走ると先ほど通った林道に合流した。
さっきの白い軽ワゴンのお尻も見えてるし・・・確認終了。三叉路まで引き返して、今度は左へと進みましょう。
さてさて、この倒木をどうしましょうか。いつもなら林道の純正装備に携帯ノコギリを用意していますが今日は大沼湖畔の周遊道路を一周する予定でしたので、そんな装備はありません。まあ、このくらい大きな木だと切る気にもなれませんがね。う〜ん どうしよう・・・倒木は林道をしっかり塞いでしまい、全く通れそうにもありません。一旦バイクを降りて観察してみましょう。
林道から外れ、右側の斜面の傾斜の緩そうな所を通れば倒木をパス出来そうな感じ。TWに乗りエンヤコラサッサと藪を漕いで無事倒木をパスできました。
夜のこの場所なら函館市街の夜景が見えるでしょう。だからって夜には来ませんよ。3人ぐらいなら来るかも知れないけど・・・良い景色、そして初夏の日差しの中を心地良く走ってたら、いきなりゴールが目の前に現われてきた。
林道のゲートです。私はゲートの無い方向から来たのですから、ゲート横を通らせてもらいましょう。出口は城岱スカイライン、大沼側6〜7合目辺りです。名残惜しいのですが、これにて林道走行終了。それでは、とっとと我が家へ帰りましょう。
大沼の湖畔を一周して揚げイモでも食べて帰る予定が、いつの間にか林道走行になってしまった休日の昼下がりでした。