駒ケ岳山麓の林道1

 今日はシッチャカメッチャカに駒ケ岳山麓の林道を走ってきました。さすがに100km以上も林道走行したから疲れた。

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トラックログはこんな感じ。まずは大沼キャンプ場から反時計回りで駒ケ岳山麓の林道を一周する事にします。

    
@正面にはリニューアルされた北川商店手前をユートピア大沼方向へ右折。 Aユートピア大沼入り口

  
B地図では、この先に林道が続いているはずですが、ご覧の通りの廃道状態なのでパス。Cこの辺りは乗用車の往来も多く、林道というより未舗装の道路。

  
D去年と違い、森の中では凄い数のセミの声が聞こえています。Eこの林道が駒ケ岳最深部まで続いているのですが、行けるかな?

  
F案の定、駒ケ岳噴火の危険の為通行止め・・・予想通りでした。G折戸川伝いの林道を走る。この道も通行止めです。

  
H横道があったので走って見るけど、Uターンして終了。 I留の湯方向へ、留の湯からは通常、大沼鹿部線(道道43)へ出るのですが、折戸川を挟み駒ケ岳側にも道が続いています。


Jこれも通行止め。幸先が悪いスタートで、どれも通行止めばかり・・・一旦、道道43号線へ出て鹿部方向へ、鹿部町まではこれといった林道はありません。途中、林道があったので入って見ますが、駒ケ岳側へ行くには折戸川を渡らなければ行けないので、ピストンのはず。

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Kそれでも入ってみますか・・・なんだか魚臭い臭いのする林道で、道の先に水産加工場でもあるのでしょうか。Lなんだこれ・・・廃墟が見えてきた。廃墟で林道は行き止まりになっている様子。

丁度、向こうから軽トラがやって来たけど、何も言われずに通り過ぎていった。この廃墟、何だろう?好奇心いっぱいで近づいてみます。さっきの軽トラは漁業関係者の車だったようで、廃墟の周りには漁業用資材が置かれていた。これで魚臭い理由も分かります。では、廃墟の観察。

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レンガ造り・・・これ、昭和の時代の物ではない感じがする。窓の感じからしても大正時代頃の建物っぽいけど・・・

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後ろ側。一体何の目的で作られたのでしょう。もう少し規模が大きければ劇場みたいにも見えるけど、そんな大きさでもないし・・・軍関係の施設なら、マニアが調べていて私の耳にも入ってくるはずだし・・・廃墟内には柱ひとつありません。結局、分からずこの場を後にしました。

※帰って調べて見ると、折戸川の水を利用した「大沼第二発電所」の施設でした。詳しくはこちら

それにしても、こういう施設を野ざらしにしておくとは勿体無い。道道43号線を少し走り、左手の道に入ります。

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@正面を左折。この方向へ行くと、先ほど通行止めだった留の湯からの林道に合流するはずです。反対側からだと行ける事もあるので、一応ね。A分岐、右は私有地なのでダメでしょう。留の湯からの林道は直進です。

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B大沼界隈を走ると思うんですが、火山灰土が固くなって、その上に砂がのった状態の道が多い。これ、いい気になって走っていると、いきなり前輪が滑ってしまいます。この道もそれです。アイスバーンのわだち路面を走っているような危険がある。今回も3度ほどタイヤを取られてしまいました。気を付けるには速度を落として走るしかないでしょう(それかゴツイタイヤね)

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今時期の林道は最悪で、イタドリが道を覆い隠して視界が悪い。C留の湯からの道に合流。

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留の湯側はチェーンがかけられていた。その先は・・・これもゲートで通行止め。引き返しましょう。今回は、こういう事を繰り返すつもりでしたから仕方ない。道道43号線へ出ます。D左手には鹿部飛行場(トヨタ系の民間飛行場)国道278号線に出る。

  
Eそのまま、鹿部ゴルフ場近くの別荘街へ入ります。F地図では行けそうだけど、道が無かった。

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G別荘街は綺麗で道も整備されているけど、今回の目的とは違いますから通り過ぎて終わり。ゴルフ場(ホテルもある)を過ぎる。ここから駒ケ岳側は自衛隊の演習地になっているから立ち入り禁止。

 
H初めて走る林道ですが、道も整備されて走りやすい。I尻無川を渡ります。 霧雨・・・いや、霧に包まれたみたいです。暑かったから丁度良かった・・・

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この川は駒ヶ岳の浸食で出来た川なんでしょうね。名板も無くなって何時出来たかも不明。あれれ・・・


Jその先、林道が無い・・・事もないか・・・ここから廃道みたい。もちろん突入であります。

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