2010春の野山

   今日はアイヌネギ採りをかねて、遅い春を探てみました。

   
 途中、トラピスチヌ修道院横の畑では、太陽の熱で地面が温められ 水蒸気が上がっていた。これが見られるのも春の証拠。

   
春の定番?になった蛾眉野町へ行く。 そろそろ福寿草も終わり、キクザキイチゲとカタクリにバトンタッチ。 この界隈では、例年より10日ぐらい遅め。

   
通称『オタマヶ池』では、エゾアカが卵を産んでいた。これも10日ぐらい遅い感じ・・・
 
 
 糸川林道と常五郎林道分岐の雪もようやく無くなってくれました。 さて、アイヌネギ採りしましょうかね。

   
常五郎林道からちょっとした分岐に入る。この辺りでアイヌネギ採りをするつもりなんですが、途中の林道水溜りがカエルの卵だらけだった。残念ながらこのカエル達は、大きくなれないでしょう・・・自然とは厳しいものです。
 
   
到着。ここから沢に下りてアイヌネギ採り開始。
 
   
この辺りは北斜面だから、まだ小さい。 太いのだけ選んで採りましょうか・・・ ある程度採ったからアイヌネギ採りは終わりにして、白樺の樹液でも見てみますか・・・ もう白樺の樹液の季節は終わっているはずですがね。 
 
   
誰かが採った跡があった。 ここには牛馬頭観音の石碑があるから、分かる人なら分かるでしょう。

   
 ん・・・野鳥か・・・ミヤマカケス。 この鳥はカラスの仲間だって信じられないほど綺麗な柄をしている。北海道のカケスは図鑑のカケスとちょっと違うけど、天避け羽の下の青い柄で判別は簡単。

   
途中、少しだけ廃道を走ってみた。倒木だらけでログを載せるほどでもないから省略。 一旦、道道41号線へ出て蛾眉野町小安沢林道へ・・・久々に蛾眉野冷泉でも見てみますか。
  
   
ここが蛾眉野冷泉。 温泉ゴケがあるから何となく分かります。この下にコンクリートの貯湯タンクみたいな物があるんですが、かれこれ四半世紀も経っているからどうなっているか分かりません。
 
 
小安沢林道から少し入った渡河地点で、またアイヌネギ採り開始。川を渡れない乗用車が引き返して行きました。
 
   
 フキノトウも大きくなったし、標高の低い所は雪が無くなりました。函館界隈は、いよいよ本格的な春の訪れを迎えたようです。    

 


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