函館バス転回場の謎

  
  ここは函館の観光名所『外人墓地』から函館山側の場所。

  函館の路線バスの終点『高龍寺』へ到着したバスをUターンさせる場所です。

  
  この場所に、いつも気になっているコンクリート製の壁がある。

  おそらく函館山要塞当時に作られた物だと思われますが、実際にそばで見た事がなかった。

  夕方から時間ができたので、ちょっと見てみる事にしましょう。

  
  転回場奥右手に、草が生い茂ってはいるものの、コンクリートで舗装されたの坂が伸びている。

  登るとすぐ分かれ道になっており、真っ直ぐと左に折れる道があります。

  左に行ってみた。

  
  眼下に外人墓地と海が見えます。

  
  今時期だから歩けるものの、もうすぐイタドリが伸びはじめるので、すぐに藪漕ぎ状態となるでしょうね。

  また少し歩くと道が終わり、急に開けた場所に出た。

  
  どうやらここが終点らしい。

  
  ここの地面も朽ち果てたコンクリート製。

  函館山の方を向き右手にも道が続いているので、今度はそっちへ行ってみる。

  また少し歩くと先ほどの分岐に到着した。

  
  なるほど、どっちから行っても同じ場所に来て、また戻るわけね。

  これで、前から気になっていたバス転回場の裏は見たけど、何でこんな物があるのかは、やっぱり謎のままです。

  函館バス転回場の帰り道に入船漁港を覗いて見た。

  

  ここはプーさんと仕事が終わった後、よく夜釣りをした場所です。

  その前は、この堤防の向かい側にある堤防のテトラでソイ釣りをしていた。

  
  今日の釣り人の釣果はイマイチみたい。

  ここでの釣りの勝率は2割5分ぐらい。
  午後9時になると近くの高龍寺の鐘が「ゴォ〜ン」と鳴り、それまでに釣果がなければ終了ってパターンでした。

  
  カモメが風を避けて休んでいます。

  
  久々にここへ来たので知らなかったが舗装されていた。

  駐車可能台数が少し減ったみたいです。


   おまけ・・・函館バス転回場の謎2
 
  昨日は古い函館の写真をいろいろ探していた。

  そしたら、いい写真を発見。

  その上、『函館バス転回場の謎』の場所が製網工場跡だとのコメントがありました。

  裏付ける写真がこれで、高龍寺から穴間方向を望む景色です。
   
  (撮影 昭和30年)

  正面のお店屋さんから右に下がると外人墓地、そして左に上った先に煙突がある。
  ここが当時の日魯漁業(現在潟}ルハニチロホールディングス)の製網工場の煙突だそうです。

  
  現在の写真はこれ。

  位置関係として間違いなく函館バス転回場は製網工場でしょう。

  それはそうと、坂の突き当たりのお店は当時『三角屋』といったそうです。
   
  よく見ると、今でも三角屋と看板に書かれていた。 53年後の現在もある三角屋さん。

  なんだかホッとしてしまいました。


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