冬の大船松倉林道

休日は箱館戦争関係の本を読みふけっていました。午前中ずっと本を読んでいたら、いきなりメイトで出かけたくなった。そんなに時間は無いから、近くの大船松倉林道をメイトでお散歩する事にします。行くとなると準備は早い、出発までわずか15分であります。市内の幹線路は大分雪も融けて日陰だけが圧雪状態、湯の川の林道入り口へ20分程で到着。

   除雪されているとはいえ、流石に林道はしっかりと雪が残ってる。久々の林道走行だからゆっくりと走ります。  ん・・・!スピードメーターの針が40km以上を指している・・・毎年、冬場もこの林道を走るけど、いつもより速い。

この辺りは除雪された跡が凍り付いて鏡面状態にとなり、非常に滑りやすく以前は25kmも出せれば良いところ。それでも時々オットットしていました。

今期は簡易スパイクを装着している為、ビックリするほど安定して走る事ができるんです。市内もノーマルスパイクとの差を感じていましたが、まさかこれほどとは・・・ 

雪道だと路面の凹凸も軟らかいので、夏場の林道よりメイトにとっては走りやすいくらいです。肩にも力が入らないしリラックスして景色を楽しみながらトコトコ前進します。

   
途中、フラワーパーク入り口に差し掛かりました。 ここは去年の秋、この奥にある沼の岱という沼を訪れています。さらに前進すると、路面は完全な除雪アイスバーン?になり少し滑るようになってきた。

   
画像で分かりますかね?このテカテカ具合。 いつもの大船松倉林道と寅沢林道のY字路到着。
一応、寅沢林道の方を見てみますか。

 
案の定、古いタイヤの跡はあるけど、こんなフカフカ雪の上はメイトでは走られません。

 
林道入り口の橋の上で小休止して引き返します。 本線の大船松倉林道はと・・・?少し前、私の前を走っていた四駆が大船松倉林道へ入ってくれたおかげで、どうにかメイトでも走られそうです。とはいえ、四駆のわだちを外れるとすぐにタイヤが埋まってしまうので、一本橋走行がこの後ずっと続くのですが・・・

 
それでも結構タイヤが埋まってしまい、出せる速度は10km弱、歩くよりは少し良い程度です。

   
こうして前輪と後輪を見るでしょう? ホイールがすべて雪に覆われなければ走行可という事です。走行不可ならすぐに真っ白けなスノーホイールに変わりますからね。大船松倉林道には、なぜか雪上車とおぼしきキャタピラ痕があります。

毎年のように冬の大船松倉林道を走っているけど、こんな事は初めてです。1kmほどメイトを走らせるとタイヤが雪に埋まってきた・・・

 
そろそろ限界みたい。ちょうど大船松倉林道一の絶景?松倉杉の前でこれ以上の前進が出来なくなりました。

 
さて、ここにバイクを置いて、この先を歩いてお散歩する事にしましょうかね。道中、動物達の足跡が沢山見られたので、この先もきっと沢山あるはずです。それらを見たり左手に流れる冬の松倉川を見物しながら歩きます。

   一番多いのがフォックストロット(キツネの足跡)で、これは誰でも分かるでしょう。

足跡が一直線になっています。艦船ヲタクの私にはフォックストロットといえば、旧ソ連海軍時代の通常型潜水艦も思い出してしまうんですが・・・

関係ありませんね(笑)市内と打って変わり、山には結構な量の雪が積もっているのも意外でした。





 
川の風景を見ても・・・石の上にはこんなに積もっています。冬はまだ半分残っているから、まだまだ積もるでしょう。30分ほど歩くと、かなり汗ばんできました。バイク用装備を脱いだとはいえ、モモヒキやら化繊の厚手の下着が暑くてたまりません。
 
脱ぐのも面倒だし小休止して引き返す事にします。その前に、道の向こうに何か雪で出来た物が見える。なんだろうと思い、少し前進してみた。 誰が作ったのか知らないけれど、イグルーが出来ていた。

 
床面積は2u弱だから、広さから考えても泊まった様子はないみたい・・・どうせ作るんなら泊まれるぐらい大きなイグルーを作れば良いのにと、勝手な事を思ってしまった。私なら泊まりますがね〜 このイグルーで小休止し、汗が引くのを待って引き返す。5分ほど戻ったところで来る時には無かったキツネの落し物があった。

 
しばらくツンツンしてみたけど内容物が良くわかりません。あまり食べていないでしょうから、便秘気味でウサギのコロコロウンチ状態です。数日振ぶりの排泄ではなかったのかな? しばらく歩くとメイトが見えてきました。

サイドスタンドを立てないでも、やっぱり倒れてなかった。帰り道、トコトコメイトを走らせていたら、いきなり横から小さなネズミが飛び出してきた。すぐに林道を横切って木の根元の影に隠れてしまう。 ムフフ・・・ 久しぶりにヒメネズミを見ました。

普通、よく見かけるのはエゾヤチネズミという種類のネズミなんですが、この界隈でヒメネズミは初めてです。そんなのどうでも良いかも知れませんが、艦船ヲタクのずっと前は“げっ歯目・食虫目”の動物ヲタク(そんなのあるか?)だったので、ちょっと詳しいんです。更にどうでもいい事を書くと、エゾヤチネズミとヒメネズミの違いは尻尾の長さです。ヒメネズミの方が長く、耳もヒメネズミの方が大きいのです。

少し走って、大船林道と寅沢林道の分岐まで到着。ここから除雪されているので楽に走られます。

   ちなみにここで転倒したらどうなるか?考えてみましょうか。

除雪された路面は所々アイスバーンですから、転倒すれば真っ直ぐ滑るか右か左に体が滑る。すると除雪された雪に体をぶつけて止まるでしょう。一見、雪の塊に見えますが、凍った雪の塊となったそれはコンクリート並み、ただじゃ済みません。良くて打撲、下手すれば骨折、打ち所が悪ければ昇天しかねないんです。

ですから、くれぐれも慎重に走らなければいけません。ノーマルスパイク時なら15〜20km程度が安全速度でしょうかね。今のメイトならそれ以上の速度で走られますが、そこを堪えて20km弱で走れば更に安全なわけです。


帰り道、松倉の滝をのぞいて見ます。松倉の滝は林道から10mほど脇に入ると見る事ができますから超お手軽な滝です。雪を漕いで林道脇へ入ると、50cmほどの積雪量・・・結構多いのね。下から滝を見るには、うんと遠回りしなければいけないので、今回は上から見るだけにします。

   一枚パチリ・・・木の枝が邪魔してよく分からない画像です。この滝は今でこそ綺麗になっていますが、数年前までは粗大ゴミが捨てられていてひどい有様だったんです。
一応動画も撮ってみた。

滝見物も終わりメイトに戻ったら、向こうからワンコを連れた地元のおばちゃん二人がやってきます。しばしそのおばちゃん達とお話をした。どうやらそのおばちゃん達もワンコのお散歩がてら松倉の滝見物に来ていたそうです。

おばちゃん達とこの界隈のお話をするうちに、耳よりな情報が入ってきた。ここ数年、大船松倉林道ではプーさんが冬篭りに入らないのか?真冬でもプーさんの足跡を見かける事があるそうです。それから、雪上車の跡は、N○Kの取材だか番組制作でオレンジ色の雪上車が走っているとの事でした。その他、目茶苦茶ローカルな話題ばかりで書くに及ばず・・・



ちょっとした収穫もあったし、まずまずの林道散歩でした。

                            おわり


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