冬キャンプA

 前回の新春キャンプ時もそうだったが、まだ今年は雪が少なく例年の冬キャンプ感がありません。それでも1/10の夜にほんの少し雪が降ったし11日が休みだったからキャンプへ行きました。
   

 全く雪が降らず、前々日に雨が降ったもんだから、新雪の下が凍り付いてて走りづらいったらありません。こういう時は、圧雪やアイスバーンに特化したスパイクピンの突き出しが長いタイヤの方が良いけど、オールマイティーを狙ったフルピンスパイクだとオットトしながら進んでました。


 現着、とりあえず新雪で綺麗に見えます。が、雪の下は凍り付いててバイクを降りて歩いてもオットトばかりで歩きづらい。


 川面の氷が全くありません。でしょうね、気温+3℃もありますから。 今回は、炭を起こす前にテントを設営しました。前回就寝時に少しだけ背中が冷たかったので、仕方ないからサーマレストのマットを持って来ました。これなら安眠間違いないけど、嵩張るから持参する炭の量等々、少し節約してます。


 七輪も持って来たかったが、焚火が今回のメインなのでコンパクトなプチかまどL1です。焚き付けは、もちろんウニの折箱ね。


 もうすぐ日が暮れるからウサギさんの奥にある流木を薪にする作業をします。まずは、隠しておいた廃材を燃やして火勢を良くしてと・・・


 炭の火が安定する前の炎が出てる段階で、鍋焼きうどんの夕食。そして火が安定して、その火が消えかかる頃にスペアリブを焼きます。これね、炭火だと表面が黒焦げになっても芯まで火が通りませんから、炭の火が消えかかるぐらいの弱火で時間をかけてゆっくり炙ると良い塩梅に熱が通ります。お腹が減っててたら絶対出来ない芸当です。


 スペアリブの後は、まだ残りがあったシシャモを食べて、〆がスタバとスタンダードなお食事。


 その間もしっかり焚火を楽しんでました。今日は、月齢15.9だから満月なので、照明がほとんど要らないという利点もあるが、星が見えないという欠点もあります。


 日没から深夜便の始まる時間まで約7時間焚火を楽しみました。お月様は、時々ガスがかかって見え隠れしてました。


 問題は気温。暖かくて真冬のキャンプ感が全くありません。ほぼ素手で居られたほどですからね。通常なら手袋無しじゃ良くてしもやけ、悪けりゃ軽い凍傷です。それでもマイナス温度なので、炭火か焚火の暖は要りますがね。 23時過ぎにシュラフに入り、深夜便を聴きながらすぐに寝落ち。数時間後、暑さで目が覚めてしまいました。そりゃそうでしょう、この時期だと‐20℃で寝る事を設定してますから、暑いのは当たり前です。


 仕事に行く時は5:30に起きるから、こうした遊びでも起きてしまいます。6:00を過ぎてもまだ真っ暗ですが、食事もしたしテントも撤収したので朝日を見る前に汗ばみながら帰路についたのでした。


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