冬キャンプ4

 前回のキャンプがノーカウントだったから、今度のキャンプはヤル気満々です。しかも、前日(2/8)からの最強寒波のおかげ?で、ダイヤモンドダストも期待できるから−20℃強でも大丈夫な装備(いつもだけど)で行ってきました。
   

 残念ながら林道の除雪はされてませんが、自動車の通った跡があるから行けそうです。でもね、深雪の所を走ればスタックし易いし、ワダチの跡を走れば走られるが、ワダチから落ちてワダチに戻ろうとしても、ワダチは踏み固められた固い雪になってるので、弾かれてオットトしてしまうのがいつもの流れです。そんな感じで最終民家を過ぎたらタイヤ痕も無く、あとは私とシカさんの跡のみ。


 とかなんとか言いながらも、いつもの場所到着です。まだ日暮れまで2時間あるが、気温−8℃と地味に低い。


 さて、いつも通りテントを張って、焚き火と夕食の準備にかかりましょう。


 そろそろ薪に良い木が少なくなって、太い流木のみなんです。ナタや手斧で割れない木ばかりですから、石頭ハンマーを持って来ました。これを木に当てた手斧の斧背をハンマーでブッ叩いて薪割します。これだと簡単に割れますからね。


 次は、火起こし兼焚き火台で炭に火を点けますが、今回買ったホームセンターの安い黒炭の太さが理想的で地味に嬉しかった。


 炭の火が丁度良くなるまでマッタリして、前回美味しかったペペロンチーノを作ろうと思ったが、それだと変化がないからタラコにしてみた。ちなみに前回と違い水を沢山持ってきたので普通に麺を茹でて、お湯は捨てました。味の方は、ペペロンチーノの方が少し美味しかったかな?


 とりあえずコーヒータイムね。まだ明るいから本当の夕食はまだで、タラコパスタは前菜って感じ。日が暮れて来たのでメインのお肉を焼きましょう。


 いつもは食べられない牛肉です。1cmぐらいに切って塩コショウで焼いて食べたが、美味しいったらなかった・・・ 次は、いつ食べられるか?ってぐらい美味しかったわ。


 着てるダウンの表面に霜が付いてきてるから‐15℃以下だと思ったら、案の定その温度です。まだ18:30でこの温度は珍しい寒さ。で、コークスを焚いてみます。


 コークスは、自然通気だと立ち消えるから送風機で空気を送るが、これとて十分な送風量じゃありません。コークスの熱だとペール缶ストーブに穴が開きそうなので、火起こし器を焚き火台にしたのがこのためです。でも、大量にコークスを持って来てないので2時間持ちませんでした。


 仕方ないから少量の薪でも暖かい、直火に一番ちかいピラミッド型焚き火台にザッパ木を入れて暖を取ります。21:00を回った頃、小腹が空いたので、定番の手羽中を焼きます。


 左が20時頃の焚き火で、右が23時頃の焚き火です。 火の熱で焚き火が下に下がってるでしょう? 冬の焚き火は、川原の石が見えるまで雪が融ける様が楽しかったりします。 そろそろ眠くなったので23:30頃テントに入った。


 現在−20℃ですが、シュラフに入ればあまり関係ない・・・と思ったが、昔は、パンツにTシャツで寝られたはずだが、今は、フリースにタイツを履いて寝ないと冷気を感じてしまいます。 まあ、明るくなるまで寝られましたけどね。


 -20℃ぐらいの温度だと、素手はご法度なので、厚い手袋で物を触るのが面倒臭いが、しもやけになるよりはマシなのでブツブツ言いながらも朝食を食べて撤収準備にかかります。


 流石備長炭、朝まで持ちました。これは消し炭にして再利用出来ます。こういう作業も素手じゃしませんから時間がかかります。と、モタモタ作業してたら2サイクルエンジン音がするじゃありませんか、そしたら−20℃以下の温度の中みちのく好きさんが遊びに来てくれました。


 小一時間お話して、みちのく好きさんが帰った後、樹霜(じゅそう)を楽しんでから、帰路についたのでした。



戻る   HOME   2019年02月09日 

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