600km走

 予定では、14日から15日にかけて宗谷地方へツーリングに行こうと思ってた。この計画、GWに悪天候で中止になっただけに今回の決行は、かなり士気が高たかったんです。一応、雨でも行って、その時は宗谷岬にタッチして帰るだけでも良いと思ってました。あとは暫く続いていた長雨がどうなるかだった。決行前夜の気象庁天気予報が14日曇り、15日が雨というのが大体のところでしたが、決行するかどうかは14日朝5:00発表の気象庁予報を待ってました。その予報が、宗谷・留萌共々強風で雷を伴い強く降るです。雨は我慢しますが、雷と強風で意気消沈、中止にしました。

 というわけで今回は代替案もなく、どうしようかと思ったが、どうせなら宗谷岬まで約600kmあるから、その距離を走ってみたらどうなるかテスト走行してみる事にした。

   

 コースは上記の通りで、函館から松前へ行き、そのまま島牧村まで北上して黒松内町から森町を通り、川汲経由で帰る予定です。ただ、これだと530kmぐらいのはずなので、途中せたな町、真駒内界隈や八雲町育成牧場の裏道や、いつもの蛾眉野へ行き、600kmにする予定です。ありがたい事に今日の道南地方は晴れですからね。


 まずは木古内町幸連(こうれん)地蔵杉まで行って小休止、私にとっては道の駅なんかより、ここの方がずっと素敵な場所です。お賽銭を置いて椅子に腰かけ、しばしマッタリします。蝉しぐれが賑やかな事で夏を感じます。


 国道は、なるべく通らず農道を通ります。                   みれん峠も健在でした。


 クズもかなり大きくなってます。                         知内町重内神社名物の直線道路を見てみた。


 はい、トンガリチリチリ林道到着。ここは沈下橋まで行ってみます。長雨のおかげで沈下橋が沈んだようで泥んこでした。ちなみにこの先のゲートですが、作業の為か開いてました。


 松前町を過ぎ上ノ国町中外鉱山跡到着。ここの道でプーさんの落し物を見ない事はありませんが、今回はありません・・


 と思ったら、しっかりクロスカブの前輪の前にありました。


 そのまま江差町を抜け、乙部町の栄豊林道を通り、親子熊岩を見学して北上します。


 せたな町立像山からせたなの町を見学しましたが、ここはキャンプ場なのです。虫がわんさかいて、蒸し暑い中沢山の人がキャンプしてましたよ。私はとってもじゃないけど出来ません。


 立像山パノラマラインから林道を下って化石の滝を見てみたが、今時期はイタドリに隠れてよく見えませんでした。


 島牧村到着、ここから月腰原野を抜けて黒松内へ抜けますが、これから先ずっと濃霧との戦いでした。


 霧で体が濡れるからカッパを着て走ります。途中、八雲町から育成牧場側の裏道を通って野田生へ出て、森町から海岸線を走って川汲からいつもの場所へ向かいますが、ずっと霧なのであずましくありませんでした。


 この界隈はコンビニが少ないから自販機でジュース(お茶)を買おうと思ったら、蛾と甲虫がいっぱいいて、これは地味に嬉しかった。


 約580km走って蛾眉野到着、ここから我が家へ帰ると600kmになります。宗谷岬までとほぼ同じ600km走ってみました。

 さて、600km走っての感想ですが、予定通り十分達成可能な事は分かったが、右上写真のように工程を緻密に計画したことにより、計画に誤差が出ると、それを調整するのがストレスになる事が分かった。なにせ今回の600km走でもタイムスケジュールを組んでいた。それを順守しようと気持ちが焦り、これがストレスとなってます。ある程度『いきあたりばったり』で気を楽に走った方が疲れないようです。そして、足の遅いクロスカブだから平均速度を40km/hに抑えたのが裏目に出て寄道が多くなりました。体力的には600kmなら問題ありませんが、その倍となるとどうなるか分からないから(眠気が大敵)ビバーク用品を次回決行時持参する事と、計画にゆとりを持ってのんびり走るのが疲れないコツでしょう。

 ちなみにクロスカブは、長時間運転でも常時機関良好で、間違いなく先に参るのは私みたいです。


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