ホタルツーリング

 しばらくホタルを見てないのでホタルが見たくなった。ホタルとは、鞘翅(しょうし)目・ホタル科に分類される昆虫で、発光する事で誰でも知っている昆虫ですね。ちなみに鞘翅目とは、硬い外翅の中に飛翔用の翅が入ってる昆虫で、カブトムシやテントウムシ、カナブン等々、みんなこのくくりになります。さて、ホタルを見るのは良いが、場所が問題です。別に大船松倉林道でも、赤川林道奥地でもホタルを見られると思いますが、子供の頃の記憶が間違いなければ、ホタルの光を見られる時間は、太陽が沈んで暗くなってからの1〜2時間、あとは、真夜中の時間だったはずです。太陽が沈んでからなら何とかなるが、真夜中にホタル探しの林道歩きはホタルどころじゃないでしょう。

というわけで、函館から比較的近いホタルの名所といえば、知内町湯の里地区と長万部町蕨岱(わらびたい)地区かと思います。そして、現在も自然繁殖で数を増やしている長万部に決定しました。この場所、5年前に来てたから場所は良いとして、どうして『ほたるの里』になったか調べてみると、長万部観光協会のHPに書かれてた。

さて、ホタルを見るとなると出発時間は夕方になるが、それじゃ勿体無という事で、外伝で紹介した神恵内村の菅原商店で乾物を買ってから長万部へ戻る事にしました。これだと出発時間は13:00頃になりますからね。

   

今回もクロスカブの出番なんですがね。やっぱりメイトより巡航速度が速いとはいえ、60km/h程度なので自動車にゴボウ抜かれしながら進みます。岩内町に入ったところで初めての小休止。クロスカブってTWより疲れづらいみたいで長距離も全然平気です。ここから泊村の原発が見えてました。


帰りもここで小休止したので、話が前後しますが、夕日で赤くなった岩も載せておきます。ちなみに泊村で給油したら約2.6リットルだったから、燃費約65km以上です。


はい、約200km走って神恵内村菅原商店到着です。赤井川村の道の駅で買った菅原商店製350円の乾物は、ここだと300円でした。滅多に来られないから少々大人買いして買ってしまいましたが、市内のスーパーの6掛けぐらいの値段だからお得感いっぱいですよ。個人的お勧めは『ガヤ』と『あさばちゃん」(共に300円)


買い物が終わったから、長万部へ向かいます。途中、盃地区にある弁天島に寄ってみた。この奥にGWに泊りそこなった盃野営場があるから見てみた。すると、超満員で駐車場までテントだらけです。暑くて虫いて人だらけ、よくまあキャンプ出来ると感心した。やっぱり、寒くて無人で雪だらけの冬の方が私は好きだわ。


日本海側に住んでる人には当たり前だが、私は数年ぶりに海に沈む太陽を見ました。吹けるものなら、ここでトランペットを吹きたいですよ。


黒松内町まで来たら寒くなってきた。長袖シャツと薄手のウインドブレーカーでも暑い日中でしたが、日が落ちると気温17℃ですからね。薄いインナーダウンを一枚着て丁度良い感じ。そこから10分程で長万部町蕨岱ほたるの里到着。すでに数台の車が停まっていて、数人がホタル見学していました。すると、また一台車がやって来ると、ヘッドライトがガスに反射して未知との遭遇状態に見えたのでパチリ。


フラッシュを焚いて撮るとこんな感じですけど、フラッシュなしだとこんな感じです。順路が出来ているから入っていくと、すぐにヘイケボタルの光が見えました。しかし、順路を歩きたいけど、ほぼ真っ暗なんです。


順路沿いに誘導灯として、LEDのソーラーライトが設置されているが、写真で見るよりずっと暗く、足元がおぼつかないから時々懐中電灯を照らします。でも、懐中電灯を点けるとホタルの光がよく分かりません。


なので、ライトを消して立ち止まり辺りを見る。すると満天の星の中にホタルの白い(ちょっと緑)光が乱舞を始めました。他にも見物客がいるが、みんな感動の声を上げていた。私は、子供の頃に沢山ホタルの光を見ているが、やっぱりホタルの光は感動します。この光一つ一つが故人の魂だって子供の頃聞いた事があったけど、この光を見ると「そうかも?」って思えますから。


現実的な事を書くと、規則正しく光を放ちながら飛んでるホタルがオスで、こうして葉っぱなんかに止まって、不規則に光を放つのがメスです。その他、オスメスの区別は、尻尾の発光器の大きいのがオス。尻尾に少し赤い部分のあるのがメスです。まあ、そんな事はどうでも良くて、しばしホタルの光に魅了されてました。映画にもよるけど、2000円ぐらい出して見るより、ここでこの時期にしか見られないホタルの光の乱舞を見た方が、絶対心の栄養になると思います。

一応、三脚を構えてホタル動画撮影に挑みましたが、撮れた動画と実物では雲泥の差があるので載せるのはやめました。ツーリングがてら見るのも良し、ドライブがてら見るのも良し、一度もホタルの光を見た事のない方がいれば絶対お勧めです。

上記リンクでも紹介しましたが、ほたるの里は私有地で、長万部町の小泉写真館のご主人が、みんなに無料で開放しています。ですからマナーを守って見るのは当たり前です。ホタルを見学したい方は、7月下旬〜8月上旬までほたるの里を解放しますので、ご自由に観察して下さいとの事です。
場所はここね。その小泉さんとも今回お話する事が出来ましたが、損得なしで人の糧になる事が出来る人は、肩書が偉いだけの人に頭を下げるのと違い、ホタルを見せて頂きありがとうございますと、本当の意味で頭を下げられました。


さて、ホタル見学は20分もあれば良いと思ってたら1時間以上見てしまい、長万部発が22:00近くになってしまいました。久々に天の川を見ながらゆっくり急いでの帰路です。なので停まったのは、森町道の駅のトイレタイムのみ。函館到着は、日付が変わった頃なのでした。


戻る   HOME   2017年07月29日 

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