冬キャンプ3

 先週の除雪徒労に終わったが、除雪されてるからキャンプに行きました。もっとも、前日が暖かく、夜に冷え込み吹雪になった翌日なので、積雪は覚悟してます。
 

道中は、10cm程度の積雪。川原へ続く道が少し吹き溜まってたので、その部分を除雪した程度です。


とはいえ、クロスカブの下回りを見れば雪の塩梅は分かるでしょ。 雪かきで汗をかいたから、ゆっくりキャンプ準備に取り掛かります。


さて、今回の焚き火なんですが、昨日からの強風が止みません。通常の焚き火では、付近に枯れ葦があるから火の粉が飛ぶと危険と思い、急きょペンキの缶を加工してホーボーストーブを作った。一応、缶の下もくり抜いてロストルも作っておきました。もちろん下からも空気が入るようにビス3個を底に打ち1cmほど浮かして置けるようにしてあります。出掛ける前に作った急造ですからね。


さて、火を点けると中にペンキカスが残ってるからよく燃える。 時々10m/s以上と思われる風が吹きますが、このストーブなら火の粉も飛びづらいから大丈夫でしょう。 で、ある程度落ち着いたらウサギさんを撮影ね。


テントも風が強いからペグ14個と普段の倍の数を打ちました。いいふりこいて持ってきたヘリノックスも簡単に飛ぶから焚き付け用の木で固定します。


薪は、オガライトを使います。これは火の粉が飛ばないし、火持ちも良いし煙も少ないと冬のキャンプでは良いことずくめ。本物の木じゃないのが唯一の欠点ですけどね。その後、プチかまどS1に炭火を入れて夕食の準備。


17:00を回ると暗くなってきました。風が相変わらず強いからアルコールストーブが戦力になりません。頼りは炭火です。本日のメニュー(おかず)は、バターしょうゆ味のホタテ。


そして、塩コショウした氷下魚のオリーブオイル蒸しとニシンの開きとカルビでした。遠火でじっくり焼いたから20:00過ぎに食事終了。まだ風が強いから、なんとなくあずましくないキャンプです。これ以上風が強くなったら撤収も考えたが・・・


22:00を回ったらピタリと風が止んだので、スタバを飲んでマッタリタイム開始。ホーボーストーブも炎がボーボー上がってて、下手なランタンなんて目じゃないくらい明るい。


空には、シリウス、ペテルギウス、プロキオンが見えてますね。シリウスは、太陽を除けば全天で一番明るい恒星(-1.46等)だが、夕方に金星(現在-4.5等ぐらい)を見たから、イマイチ明るく感じません。 今夜は、流れ星の多い夜で10個以上見られました。風もないからマッタリと流れ星を見て、日が変わってもテントに入らず、午前1時頃就寝。


その時の気温が-6℃ぐらいでした。 朝、目覚めたらシュラフが霜だらけなのでかなり冷え込んだみたいです。テントから出たら鼻毛が凍る感覚。温度計を見ると、夜から10℃くらい下がってた。 寝てたから分からなかったわ。


放射冷却現象でしょうから、日が昇るまで寒いだけです。それにしても、昨日は風が強かった。風で物が飛ばないようにテントの前室とクロスカブへ物を置きに行ったり来たりして、すっかり雪が踏み均されてました。


軽くレトルトご飯を食べて、朝のコーヒータイム。 のんびり飲めばクロスカブの霜も少しは融けてくれるでしょう。


日が登ると気温が上がってきます。ゆっくりラジオを聴きながら1時間近くかけて撤収完了。帰り道の除雪部分が完全に氷だから、両足パタパタ要注意で帰ったのでした。


戻る   HOME   2017年01月28日 

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