春キャンプ

 今が一番の林道シーズンなんですが、すっかりキャンプ付いてしまい、またキャンプに行ってしまいました。思うに、野山の楽しみ方には、登山や林道ツーリングなどの、いわゆる『動』の楽しみ方があれば、キャンプという楽しみは『静』になるんでしょう。基本ヲタクぎみな私なので、家に引きこもる事も苦になりませんから、こうして『静』の形で野山を楽しむのも性に合ってる。 さて、今回はアキさんとご一緒です。

   

私は、午前中で仕事を終えてキャンプ地に到着しましたが、アキさんはお休みだそうで先にテントを立ててマッタリしてました。それと、実際問題キャンプってのは、あまり書いても面白くないので、今回はHPアップする気がなかったんです。でも、珍しく2人なので載せる事にしましたね。


午前中雨模様でしたが、天気予報通り午後から晴れた。でもね、流木は濡れてるだろうから、焚き火しても火の着きが悪いと思って小型焚き火台を用意して、暖を取るため備長炭持参です。日が長くなってるから十二分に時間がありました。


さて、いつもの飛騨こんろなんですけど、今回は、『能登ダイヤ工業』の本物の飛騨こんろですからね。ホームセンターに安く売られてる中華製練り物製ではなく、切出し製です。これだと練り物に比べて軽く断熱も良いので熱効率も良いはずですから。(実際良かった)


夜のとばりが下りてきたので、通常の蚊取り線香に加えて獣よけ線香を焚きましょう。これ、トウガラシを練り込んであるらしいけど、耐えられないほどの匂いではありませんでした。もっとも普通の蚊取り線香と比べれば家で焚ける物じゃありませんけどね。


いつもの焼肉中心の夕食後は、川の探索でもしてみましょう。 新子ヤマメが流れの緩い川岸で寝てます。


石をひっくり返すとヘビトンボの幼虫発見、まだ生息して安心しましたね。だからって素人が不用意に捕まえると顎で咬まれて大変な事になりますよ。別名カワムカデって言いますが、水の綺麗な所にしか棲めない水生昆虫なので、水の綺麗さの指標生物になってます。ヘビトンボの幼虫が棲んでるって事は、そばには水生昆虫が少ないはずで、みんなヘビトンボが食べちゃうらしいです。ヤマメの稚魚はいっぱいいますね。


私の人刺し指より少し大きい程度の小さなヤマメです。 夜半に快晴になったので、春の星座や夏の星座、そして火星や天の川を観察してから就寝。


朝、4時を回ると明るくなっていた。 今回は、文章では表せません。現着から撤収までの18時間がアッと言う間でした。別に何をしたというわけでも無いですが、とにかくアッという間に過ぎた時間なのでした。


戻る   HOME   2016年05月07日 

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