洞爺湖東側の林道
 

 昨年、ニセコ町界隈の林道を探訪したら、日帰り圏内の林道を出来るだけ見てみようと思った。なにせ亀田半島圏内の林道は、バイクに乗り始めた34年前から遡れば、ほぼすべて通ってるので新鮮さが今一つありません。というわけで今回は、洞爺湖東側の林道ガイドに載ってるメジャー所を通ってみましょう。一応、早月・東湖畔林道を中心に出来るだけ支線を見てみようと思ったが、後半の早月林道に時間を食われてペケだったけどね。
   
 函館出発3:30、国道5→37→453と乗り継いで洞爺湖到着6:50 まずは、東湖畔林道から。

 
東湖畔林道入り口到着、森と木の里センター入口の看板が目印で、ここを起点とします。 すぐにモニュメントが現れて、小休止と林道装備の確認と準備。

 
東湖畔線の標識。今のところ舗装路だから全く問題なし。洞爺湖が一望出来て良い感じです。このままずっとこうならピクニック感覚で楽しめるが、そうは問屋が卸してくれないのは、今からも何となく想像はついてます。

 
舗装が切れてもフラットダート、2車線近く幅員がある上、定期的に待避所まで用意されており、至れり尽くせりという感じ。動物も豊富なようでクマゲラ辺りの穴も見られたし、コノハズクまで日中にもかかわらず見られた。

 
路面が良いからスピードが上がり易いが、こうい時こそ、よ〜くあちこち見渡しながら徐行運転します。『地図A』タラノメの鉱脈もあったが、誰にも採られず全部大きくなってたね。

 
展望台もありました。(事前調査済みだけど) ここからの眺めは、イマイチで林道からの眺望の方が良かった。

 
『地図B』の分岐はゲート封鎖。この道は、早月林道側からも来られるのでエスケープルートとして考えていたからチョット残念。

 
この辺りを走ってる時、いきなり林道脇から野ウサギさんが現れ、進行方向へ猛ダッシュで逃げて行った。TWの速度が30km/hぐらいだったから恐らく60km/hは出てたはず。まあ、それは予想通りといえば予想通りだが、コーナーワークが見事。バンク角が40度はありそうな上、四足ドリフトして殆どスピードを殺さずそのままカーブを曲がり切って見えなくなりました。どんなバイクや四輪車より速いのは間違いないでしょう。 この辺りは、一面ネマガリだらけで(細め)タケノコも出てた。山菜採りらしい車があちこちに駐車してるのは、フキやウド、そしてこれ目当てかね。

 
約18km地点『地図C』今回、お楽しみだったのがここ、林道十字路です。林道十字路ってありそうでなかなかないですからね。画像右が東湖畔支線、直進が東湖畔線、そして左が早月林道へのはず。まずは、直進して東湖畔線をそまま通ってみます。

 
約18.8km地点、すぐに分岐が現れて、左が北郷線、道なりが東湖畔線みたいだから、まずは北郷線へ。 ここ、地形図では道が無くなってるけど、あるみたいですから。

 
また分岐、こちらは北郷支線と書いてあった。これは無視して北郷線を通ります。舗装とダートが交互に現れ、とても走り易い道だが交通量が結構ありました。みんな山菜採りでしょう。

 
『地図D』起点から約30.3kmで北郷地区到着。ここで国道453へ出て東湖畔線の残り部分へ戻ります。

 
大滝側(現在は伊達市)入口は、カバユサンナイ川の看板のある所だった。こちら側は、ここを起点としておきましょうか。1km弱で東湖畔線の看板。

 
こちら側からは、ごく普通の林道。 う〜ん、なんだね。道南の林道だと30kmも走れば必ず落し物の一つや二つはあるのだが、それが全くない。しかも交通量もそれなりにある。私の通常林道装備である。クマ鈴、ノコギリ、ナタ等々、全く不要と思われる。(必要になるんだけどね)こんな物持つ必要ないとブツブツつぶやいて、約5.7kmで『地図C』の分岐到着。早月林道へ向かいます。

 
こちらは、一転して様子が変わってしまい、今まで見られなかった残雪があるし、倒木があちらこちらに点在している。しかも地図に載っている分岐は廃道状態で、地図にない分岐(作業道)がある。途中、三又の分岐が現れ、左・廃道、中・荒れた林道、右・真新しい林道です。これは真ん中でしょうという事で入ったら正解だった。 

 
が、倒木が散乱しており、必要ないと思われたノコギリとツタ払いのためにナタの出番が発生した。しかも、落し物も現れ出したもんだから、ピクニック気分から通常の林道モードへ。上げて下げられると辛いものがあるんですけど、仕方ありません。早月林道ってこんな道なの?と思いながら前進します。

 
約14km地点に中継局があった。そのまま『地図E』の分岐到着。分岐の少し先に、壊れた(退けられた)バリケードがあり、落石の危険云々と書かれてたから撤退の心構えをしつつ進んでみます。

 
林道自体は、まだ生きてるんですがトッピングが多いんです。左上画像じゃ分かりませんが深い砂利のウォッシュボード。しかも次から次に現れる倒木とツタの連続。この時点でノコギリ2回、ナタ5回以上の使用、全然前へ進めません。GPSだと人里まであと3km程なんですけど・・・

 
と、思ったら、いきなり立派な道になった・・・のもつかの間、すぐに倒木の連続。

 
道の良い所でこんな感じなんですけど(画像左上)夏場は草に覆われて道として機能しそうもない感じ。そして、あと2km地点で致命的な状態になった。雨裂が深さ50〜80cmぐらい彫られてて、林道の真ん中かと思えば右、そして左と雨裂に入らなければ通行困難なのです。

あと少しだが、戻ろうかと思う・・・訳ありません。 時々書きますが、フェールセーフで行こうか戻ろうか迷ったら必ず戻る事にしてますが、この雨裂は深い砂利を雨水が刻んでおり、かなり土(石)は柔らかいとみた。通常、雨裂の中を走行して出られなくなる可能性を考えるが、林道装備にスコップとハンドウインチもあるから抜け出せない事は無いと思われるので、あっさり雨裂の中に入って走行した。と書けば偉そうですが、前半戦の天国状態の林道からみれば、ドキドキもののまさに修羅場。(そうそう、修羅ってのは、重い物を動かす時、下にコロを敷いたり、ソリに載せたりして重量物運搬の摩擦抵抗を減らす道具、それを使う場が修羅場なので、まさにTWがスタックしたら修羅場です)

 
そんな“わや”な道も何とかクリアーしたら、出口側にチェーンとバリケードが現れた。ここは戻るか考えたが、何とか通られたからこれで早月林道終了。『地図C』十字路から約14kmだった。 林道から出ると、まるで『新日本紀行』か『ひるのいこい』のテーマソングが聴こえてくるような長閑な風景でした。

 

戻る   HOME   2014年05月25日 
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