鉄山鶴野線の洞穴

 ブログで鉄山鶴野線にある洞穴の事を書いたら、30年寝た子を起こしてしまった。そんなわけで、丁度良い機会だから洞穴を見てみる事にします。
ただね、洞穴ってのは、会所桝等々と同じで、酸欠や有害ガスの発生している危険がありますから、酸素濃度計やCO、CO2測定器等々を持たないで入るのは危険ですからね。なので、洞穴を見るといっても外から見るだけのつもりです。昔は、カナリアを持って測定器としたらしいけど・・・ 今ならどこぞの動物保護団体に怒られるかもね。

   
本日は快晴です。 午後からいろいろあるので、わっためがして見てみましょう。 まずは、洞穴横の林道到着。川向こうに洞穴があるから、その川を渡れそうな場所を探して200mほど鉄山側へ行って停車します。


川へ下りて少し歩きます。 ったく、渓相は悪くないが不法投棄が結構ある。林道脇から電子レンジとかをポイと捨てたんでしょう。 と・・・ん?
林道側から黄色い水が流れてるが、おそらく冷泉でしょう。温泉苔も生えてるし、何となく匂いもします。


そろそろ私の嫌いなバイケイソウがデカくなってきてます。これが育つとマタンゴの森になるから好きじゃないんです。好きなのは、可愛いニリンソウで、可憐だし食べられるからね。ちなみにバイケイソウは食べられません。いわゆる毒草です。


すぐに洞穴到着。 う〜ん・・・何かが出てきそうで、ちょっと怖い。まさかプーさんのネグラって事はないと思うけどね。穴の大きさは直径1.5m程で、奥行が全く無く、真っ直ぐ真下に下がっています。イメージとしては、エレベーターシャフトって感じでしょうか。深さは真っ暗なので全然分からないので、下に向けてライトを点けて、一枚パチリが右上画像。分かりますかね?

   
写真ってのは、二次元だから奥行が分かりません。文章で伝えるのも難しいけど、少なくても真下に5m以上真っ直ぐに下がっていて、その先は真っ暗だから分かりません。ただ、ポチャンポチャンとかなり下から水音が聞こえています。とりあえず動画も貼ってみます。それにしても、ネット検索すれば大抵の事は分かるのに、この洞穴の由来が全然分からなかった。結局、横穴ではなく縦穴の井戸状の穴って事が分かっただけ。

さて、時間が余ったから、鉄山→谷地山放牧場→矢別ダムの定番ルートでも通ってみます。

タラの芽もここ数日の暖かさで膨らみ始めた。 あのスノモ、ひっくり返ってまだあった。


谷地山牧場へ通じる林道は、ほんの数日前に雪が融けたって感じで、かなりの量の残雪がありました。となると、林道脇の山菜も採られてませんね。アイヌネギ、ボウナも目に留まります。(食えないエンレイソウもね)


矢別ダムが近くなると、林道は川沿いを通ります。私はここをマッタリ通るのが大好きなんです。今日は採りませんでしたが、山菜も豊富ですからね。程なくして矢別ダム湖が見えてくると終了となります。


本日おしまいにダムを渡る「かなほりはし」の上からダム湖を見てみましょう。 今時期なら・・・ いたいた1m近くもありそうな鯉が泳いでる。自然状態で鯉がいるとは思えないから、誰かが昔放流したのでしょう。


戻る   HOME   2014年04月29日 

inserted by FC2 system