写万部山北側の林道
 
 そろそろ北海道も暑い夏がやってきました。野山は更に暑くて、林道(廃道)の藪漕ぎ走行など今時期は御免です。というわけで例年だと夏休みという感じで1ヶ月ほど野山へ足が遠のく(決して行ってないわけじゃない)時期なんです。しかし、今年は思考を変えて、楽な林道を夏場に探訪してみる事にしました。ただ、亀田半島界隈だと100パーセント再訪ですから、少し遠くで、まだ一度も行ってない所がイイでしょう。 今回、その白羽の矢が立ったのは、写万部山北側の林道です。 

   
ここは国道5号線、長万部の直線が終わり、静狩の峠道入り口付近が起点です。

 
早速入ってみましょう。路面は若干の雨裂こそあるものの問題なく走られる。付近の採石場から5号線が遠望できた。

 
さて、走られるとは書いたものの、この林道は手入れ(草刈)されてるから通られるようなもので、草刈してなかったら夏草が凄い事になってるでしょう。途中、分岐を左です。地図では点線道路だが、ここが本線かと思える道の良さです。

 
この界隈のフキの巨大さには驚いた。直径1m以上のフキがわんさか生えてるし、その奥に今となっては、ただのウドの大木が生えていた。『地図@』前方に高速道路発見。林道は下を潜られるから問題なしです。

 
高速道路下を潜ればすぐに舗装に出る。そのまま真っ直ぐ進んで、また林道へ入ります。ゲートがあったけど、鍵を掛けてなかったからすんなり通過。林道は、とっても走り易いし景色もかなり良い感じです。プーさんのウンチとタヌキの溜めグソが目に付くけどね。

 
湿度が高く見通しが良くありませんが、黒松内岳や礼文華も見られます。林道は、この後探訪予定の黒岩・黒咲線以上の景色かもしれません。


ずっとこんな景色の中を走るんですからね。もしかしたら今年一番の絶景林道になるかも?

 
写万部山北側にさしかかると、林道はカーブが多くなりアップダウンがきつくなってきました。

 
半分以上が、こんな感じの寅刈りの山です。林道の路面状況はすこぶる良好。

 
う〜ん、書くべきか迷ったが、これだけ広域にタケノコが生えてるから良い事にしましょう。この界隈、タケノコだらけで林道脇だけでも黄金山で採ったタケノコの数倍の量が採れそうです。

 
画像上地図の界隈は、地図にない分岐だらけで良く分かりません。一応、道なりに行けばOKという感じだが、唯一起点から約15km地点(画像右上)の分岐だけは間違えそうです。ここはTWが向いている方向(左折)です。

 
Aの分岐は左に行きましたが、地図では右へ行くと蕨岱方向か、ここへ戻ってきそうです。この辺りのタケノコも凄い事になってる。3週間早く来てたら良い思いが出来たかもね。

 
とか何とか絶景とタケノコを見ながら走ってると正面にチェーンゲートが現れた。チェーンが地面に置かれてたからそのまま通過すると電柱が現れて人里へ来たって感じ。

 
B出口は、ホタルの里、左500mの標識がある場所です。国道5号線からは、『三線入り口』のバス停が目印。
起点から約22.0kmでした。


戻る   HOME   2012年07月08日
inserted by FC2 system