黒岩・黒咲線林道


 写万部山北側の林道探訪後、国道5号線沿い、八雲町黒岩地区の長谷川念力パワーの看板から黒岩林道を目指します。場所は、函館側からだと黒岩の集落を過ぎると、左斜めに入る舗装路がそれです。その先のルコツ川が八雲町と長万部町との境界になります。

   
長谷川念力パワーの看板が目印です。これ、変な看板でしょう? でもね、八雲町や長万部町の人達には結構有名なんです。確か?水木がお休みで、それ以外の日は9時から14時ぐらいまで念力を出してパワーを頂けるそうですが、私の記憶違いだったらゴメンナサイ。興味ある方は実際に行ってみると良いでしょう。

 
それでは黒岩線(林道)を目指しましょうか。この林道は、全線の半分程度が簡易舗装されていて、ドン亀なTWでも40〜50km/hぐらいで進む事が出来ますから、かなり高速走行が可能な林道です。長谷川念力パワーの看板から少し走ると高速道路を渡る橋が現れます。 そして、その先を右折する。左はまた国道5号線へ戻る。

 
右が来馬線(黒岩線側)で左が長万部線ね。 林道は、牧草地沿いにあり、道以外はすべて私有地です。バブル期はバイクが煩く走り回ってトラクターの運転の邪魔だったが、今は殆どバイクが通る事もなくなりましたから紹介する事にしました。

 
起点(長谷川念力パワー看板)より4.2km地点から黒岩林道になります。その前に右手にある林道を見てみましょう。ここはピストン林道ですべて牧草地。

 
上画像が行き止まり地点です。通ると分かりますが私有地感が強いです。ピストン林道の往復で3km走りました。 戻って黒岩線を進みましょう。(これから書く距離表示から3km引けば寄り道なしの全走行距離です)

 
お昼になったから林道脇にTWを停めてお昼ご飯にしましょうかね。今回はレーションの『とり飯』と『たくあん』です。量がタップリあるからお腹一杯になったので、食後はしばし食休み。 30分ほど休んでから出発進行。

 
相変わらずこの辺りは景色も良いし、ネマガリダケだらけの山です。

 
13km地点に分岐、右が黒咲線のはずですから行ってみます。左に行くと国道5号線方向となります。

 
ダートと舗装路が交互に現れます。丁度、今金町の美利河種川林道って感じ。違うのは、プーさんの落とし物がやたらと多い事で、私の独断で書かせてもらえば、大千軒岳界隈に次いで道南でも屈指のヒグマ生息地帯だと思う。ここからが分岐が多く、よく分からない部分になります。約17km地点から2.5万地図にない道が本線になる。この場所の700m手前がトワルタップコップ岳直下を通る林道になるはずなのですが、分岐を見過ごしてしまいました。林道はトワルベツ川沿いに南下します。

 
立派な橋が掛けられていました。竣工平成12年の銘板があったから結構新しい橋です。この一帯は、20代の頃、よく釣りに来ました。橋の名前を見ても分かるでしょう。当時、夕まずめまで釣りをしていると、辺り一面ホタルでいっぱいでした。

 
林道は直線が多くこんな感じ。 22.3km地点の右上画像分岐もトワルタップコップ岳直下まで通じてるはず。

 
25.5km地点で黒咲線が終ります。TWのある方向が上八雲となり、画像左へ行けば夏道林道、奥富林道経由で今金町へ抜けられるはずです。つまり、長谷川念力パワーから今金町へ抜けられるってわけね。ちなみに、このずっと手前から牧草地になっていて私有地です。  この界隈は、子供の頃に何度も来てるけど、記憶が古過ぎて正確さに欠けるから詳しく書けませんが、いろんな虫や小動物の宝庫で、おまけに貉まで出てたみたい。

 
黒咲線が終ると農家が点在するダートとなり、巡航速度が上がるけどトラクターが走ってるから注意しないといけません。

 
遊楽部川を渡った少し先が林道出口の上八雲です。当時は橋本商店だったが、今は閉店してしまい自販機があるだけです。
ここまでの全走行距離30.7kmでした。


戻る   HOME   2012年07月08日

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