黄金山、タケノコ採り編

 2年前の2010年、上ノ国町黄金山の林道が整備されていたとの情報をsakagさんから頂きました。それなら行ってみるべ!という事で早速行ってみた。確かに2008年に黄金の滝探訪時に見た林道が立派に整備され、黄金山直下まで楽に行く事が出来ました。が、私が行った時には、sakagさんが沢山採れたっていう刈り払い場所のタケノコが、全部伸びたあとだった。タケノコ採りってのは、竹藪に入ってガサゴソと採るかなりハードな山菜採りだけど、ここなら労せずして採れるはずだから残念な思いをしました。 

 しかし、脳ミソがトコロテンの私だから、いつの間にかその事をすっかり忘れていた。ところが、今年はなぜかタケノコ採りに誘われて二回万畳敷へ行っています。それなりに採れたのは良いけれど、人が採り残したあとを藪を漕いで探し回って採るのにウンザリしてた。それで思い付いたのが黄金山のタケノコです。ここなら簡単に採れるから時期を見極めて、物見遊山がてら行ってみる事にしました。

まずは、上ノ国町石崎地区から黄金山を目指しましょう。

   
さて、今回は同行2度目のセローさんが一緒です。中外鉱山跡の焙焼炉は初めて見たって・・・ 中外地区の廃墟群は一昨年に殆どが更地になってしまいました。2008年の訪問時はこんな感じ。

 
ここは何度来ても舗装路にプーさんの落し物がある(奥地へ行けばもっともっとある) 石崎川を渡ると・・・

 
開ける気の無い石崎松前林道の分岐を左折、左股林道へ入ります。

 
左股川沿いの林道は、相変わらず林道が整備され、絶景ポイントが数々あり、セローさんも楽しそう(←今のうちかも?) なにせ画像ではよく分かりませんが、ずっと小雨が降っていて、時々雨足が強くなるんです。

 
天蓋股到着、一度はこの川で魚撮りしてみたいと思ってるが、まだ実行してません。今流行のキャニオニングとか川下りでも面白そうですが、キャニオニングで川下りしたら、腹下りしそうなほど川の水は冷たいですよ。  ここから黄金山入口までの林道情報は、前回と同じで良好ですから割愛しましょう。

 
さて、黄金山入口の林道(澄川線)到着、ここを黄金山への起点とします。 良い意味で予想がはずれ林道脇も刈払いされ、一昨年より整備されていた。

 
澄川線の標識は健在でした。約3.5kmで分岐(画像右上)左に行けば黄金山、右は不明です。まずは、黄金山方向へ行ってみる。

 
@の道は、あまり整備されておらず、ごく普通の鬱蒼とした林道状態です。プーさんの落し物も普通に見られた。

 
分岐から約1.1kmで一応行き止まりとなり、黄金山頂上までは200m程しかありません。 このネマガリダケの刈払い場所が今回のお目当てだったんです。ガスと小雨の中、早速タケノコ採り開始。20分程でそれなりに採れたが、まだ少し不満がある。途中の分岐の先に、刈払い箇所があるのを一昨年見ていたから、そっちも行ってみます。

 
ガスのせいもあるが、ブナやミズナラの巨木群が荘厳な雰囲気を出している林道です。分岐より約2km地点Aの手前で十分頂きました。タケノコ採りの最中、乗用車が林道を通り過ぎて行ったがヴィッツだったから、いかに路面状況が良いか分かるでしょ?

 
その後、黄金の滝入り口にある林道渡河地点をセローさんと見学。今まで気がつかなかったけど、渡河地点の川底のコンクリートから鉄筋が何本も出ているのに気が付いた。これ、かなり危険ですから通る時には注意しないといけませんよ。それにしても何度来ても良い所だわ。

 
〆は、中外鉱山跡地奥で、おにぎりを食べて今日はおしまい。 

普通の野山探訪と違い、我が家でタケノコの処理があるから、早々に帰らなければいけませんからね。


戻る   HOME   2012年06月17日

inserted by FC2 system