2012野山偵察(TW編)
前回の野山偵察に引き続き、今度はTWの初乗りを兼ねて出かけてきました。 林道奥地は、残雪のため通行出来ないのが予想されるから、暖かい汐首岬から恵山界隈へアイヌネギ採りを兼ねて行ってみます。
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手始めは、戸井川上流を見てみます。ここは、以前ご紹介していますから詳細は過去記事をご覧ください。戸井川は、雪解け水のため濁ってた。 写ってませんが、山菜採り(アイヌネギ)の車が沢山道路脇に駐車しています。

鉱山跡の橋到着、この先にはゲートがあって行き止まりです。通れれば、汐首岬まで行けるんですけどね。橋の向こうには廃坑跡のコンクリート製側溝と鉱口がチラリと見えます。

カタクリが生えたって事は、アイヌネギもあるって事。 道端には福寿草が咲き乱れ、春の訪れを感じます。もう少しするとダニやブヨや蚊が湧いてきて、あずましくないから今時期がイイんです。

汐首岬へ通じる林道も残雪があります。 さて、続いて戸井線No.250〜251という標識のある林道へ行ってみましょうか。

国道278号線、戸井支所へ入り、そのまま道なりに進むと、戸井線No.250〜251になります。 ここは、お地蔵さん(観音様?)が道端に点在しており、いわれのある道なのでしょうが、詳細は不明です。 蝦夷松山登山口入口付近の石仏群みたいなものなのでしょうかね?

この林道は、どこまで続いてるのか分かりません。いつも来るのが春先なので、ご覧の通りの残雪で途中撤退ばかりなんです。

一旦戻って@の林道へ、ここも行き止まりなんですが、山菜が豊富なので入ってみます。ここも数台の車が停っており、みんな山菜採りしてた。

私も採ろうかと思ったけど、時間の許す限り見て回り、余った時間でアイヌネギを採れば良いでしょう。この界隈なら、なんぼでも採れますからね。林道は行き止まりで終わりです。(画像右上)昔はもう少し先まで行けたんですが、今は自然に帰ってます。

続いて戸井高校先の迷彩要塞跡◎を見てみた。 戸井高校の先の道へ戻って進むと、左手に滝がありますよ。結構立派な滝で、熊別川の滝って名前だったはず。何だか、そのまんまな名前です。

この界隈の謎な所は、道路脇に幾つもの基礎の跡やコンクリート製の謎の構造物がある事です。調べてもよく分からなかったから、当時の軍隊の遺構だと勝手に思ってます。

続いて、町民憩いの丘(武井ノ島展望台)へ行ってみましょう。この辺も暖かいから、あちこちにアイヌネギが生えてます。(採りやすいから小さい)

町民憩いの丘(武井ノ島展望台)駐車場から奥へ入ると、ここも山菜採りの車が沢山停ってた。朽ち果てた木からも生える太い根性アイヌネギもあった。(採っちゃったけど・・・)

その後、国道を走るのがつまらなくてサンタロトンネルを通ってみた。この付近の断崖が一番太くて大きいアイヌネギが生えてるんですが、ご覧のように崖から落ちたら痛い(痛いでなく遺体になるでしょう)断崖です。 「採れるものなら採ってみれば?」って、感じで生えてます。

山菜で命を掛けたくないのでパスして、女那川⇔蛾眉野間の林道を見てみた。

冷水川林道も残雪があるし、その先も雪のため進めませんでした。

さて、本日最後は、恵山柏野町からの廃墟道群であります。(画像@) バブル期に恵山モンテローザってのがあったが、その奥地にある迷路状の舗装路(廃道状態)であります。 モンテローザは、廃墟マニアが訪れているみたいですが、ここは殆ど訪れる人はいないでしょう。来ようと思えばロードバイクでも来られるんですが、なぜかこの界隈・・・結構出るんですよ。 プーさんが・・・

案内板はこんな感じになってます。 路面は舗装状態で時々倒木があります。 山菜も結構あったが、雰囲気悪し。

電柱もあり、電線もありますが、電球はありません。 奥地は、残雪のため行けなかった。(画像A) そろそろ帰りましょうか・・・
今日、一番良さそうだった林道へ入り、山菜(アイヌネギ)を採りながら帰りました。

そうそう、帰り道に海霧が発生して武井ノ島が『ひょっこりひょうたん島』になり、寄り道した鉄山鶴野線には、まだ30cm以上の残雪があった。 除雪しない限り、GWでも通行が難しいかも知れません。
2012年04月14日
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