湯ノ岱北側の林道

さて、湯ノ岱→宮越の林道のみなので時間が沢山余ってしまった。 この辺りは林道が迷路状になっていて探訪には事欠かないから、湯ノ岱から北側の林道を探訪してみる事にしましょう。前回通った時は、八幡岳直下を通り上ノ国町あすなろダムへ抜ける40km程の林道走行と渓谷美、そして展望が楽しめる林道でした。

   
入口はここ。(画像左上)道道5号線函館方向からだと、湯ノ岱地区手前の踏切を渡り、中ノ沢川を渡ってすぐ右の道がそれ。 今年はドングリが少ないとはいえ、この辺りは広葉樹が豊富だから道端にもいろんなドングリが落ちていました。

 
林道(下の沢川林道)へ入るとすぐにゲートが現れ、脇抜けで通過。渓谷沿いの走行となります。『地図』

 
林道が日陰、山がお日様に照らされて、カメラの露出が上手くいきませんが、実際は渓谷美を楽しみながら走る事が出来ます。『地図』 途中、じんび沢歩道なる標識があった・・・なんだべ?

 
沢伝いの林道とはいえ、崩落もほとんどなく楽に走られる。

 
起点より5km地点を過ぎると、とっても走り易い場所(画像左上)や、ちょっとガレ場(画像右上)も現れた。

 
約10km地点(画像左上)に分岐、ここは直進します。『地図@』左折方向は直進方向と合流する事も桂岡地区へ抜ける事も出来るはずです。1km程でまた分岐(画像右上)ここも直進。左折は画像左上の道と合流します。『地図A』

 
そこから先が、なんだか怪しくなってきた。倒木はあるし落石もある。こういう時、一人だと進むのに多少の勇気?が要るけど2人だと平気なのが有り難い。 でもね、1人では行けず、2二人だと行けるってのは、私の中ではペケです。 基本、1人でも十分行ける所しか2人でも行きませんから・・・ 

 
すると、いきなり前方に路面崩落が現れた。『地図B』 こりゃ〜ダメだわ。林道が5m程えぐられて、深さも4〜5m程ある。こういう崩落ってのは、殆んどが水の影響であるのを示すかのように崩落個所には排水管があった。残念ながら八幡岳経由では行けません。引き返しましょう。

 
『地図@』の分岐に戻り(約4km)桂岡へ抜ける林道に入る。ここも渓谷美を楽しみながら進む事が出来るし、路面も比較的安定しているから安心です。分岐が現れた(画像右上)、ここは左も直進も出口は同じだから、路面の良い直進方向へ。(距離は長い)この分岐手前は、下ノ沢山頂上直下を通る。

 
南側は(画像左上)七ツ岳が遠望出来るし、北側は(画像右上)今回未通過だった苫符林道?が遠望出来ます。

 
絶景を楽しみながら進むと前方に分岐が現れた。『地図C』ここは左折、右は降り出しに戻りますからね。

 
左折して沼の沢支線林道へ入ると何だか道が怪しくなってきたが、まあ大丈夫でしょう。『地図』 ん・・・?苫符沢川沿いの山側から鉱泉らしいものが流れています。(画像右上)

 
途中、一か所渡河すると、もうすぐ桂岡地区(約5km?)という所に、“ご苦”と書かれた古い看板がぶら下がっていた。おそらく「ご苦労様」とか「今日も一日ご苦労さん」などと掲げられていたのでしょう。

 
今回、ここを探訪する予定ではなかったので、詳しい下調べをしてなかったから知らなかったが、どうやら苫符沢の上流でマンガン赤鉄鉱が採れていたみたい。 苫符沢川沿いの鉱泉や、この看板もその名残? たった一枚しか残されていない看板ですが、これは残しておきたいものです。 そこからは林道も安定しハイペース(25km/hぐらいね)で走り抜け、ゲート1か所を抜けると桂岡地区へ到着して今日はおしまい。『地図』 林道走行約37kmでした。



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