夷王山→宮越の林道

 先日、妻を乗せて上ノ国町、夷王山の菜の花畑見物へ行った際、夷王山にある放牧場から宮越地区へ続き、更には湯ノ岱地区へ向かう林道が通行可能な感じだった。その後、あれこれ調べてみると、どうやら大丈夫そう。 というわけで、今回は実走してみる事にしました。ここを通ったのはかなり前だし、当時乗っていたバイクはTL125で、航続力が200km弱と短かったため、迷路状になった林道を何度も往復してガス欠寸前で湯ノ岱地区へ出た記憶があります。

さて、今回もRH250さんが同行してくれてますから、気分的には楽。何かあってもお互いにリカバリー出来ますからね。まあ、単独行が多い私ですからRH250さんに甘えず、一人の時と同じようにオズオズトコトコと走らせて頂きます。

   
函館05:30出発、途中給油を済ませて07:20頃夷王山に現着、『地図』ここからスタートします。 辺りは牧場なので牛さんが草を食んでいる中の林道を走る。路面はとっても良い感じ。『地図@』

 
左上画像の山の上にアンテナが見えるでしょ? まずはここ太平山(たいへいざん)を目指します。小森→天蓋又の林道へ合流して、太平山入口へ到着したけど・・・あららのら。ゲートがあって通行止め。ここのアンテナは何処からでも見えるので、かなりの景色を期待してたんですが・・・残念。

 
宮越地区へ通じる林道へ向かいましょう。一昨日に降った雨のおかげで、路面は水たまりが多く避けながら走るので、地味に時間がかかります。それで路面を一枚撮ってみた。やっぱり同じ人間が撮ると、同じ場所を撮るようで二年前の画像(右上)とほぼ同じ場所で撮っていた。

 
途中、水たまりのない場所も結構あるから、私のトコトコペースでも結構距離が稼げたようで、いつの間にか宮越への分岐到着。直進が桂沼や天蓋又方向で左折すれば宮越地区となります。『地図』 宮越への林道も整備されており、まずまずの走り易さです。

 
高度が下がって来ると右手に厚志内川沿いの道となり、渓相もなかなか良い感じ。以前通った時はガソリン残量ばかり気になり、それどころじゃなかったからね。今は増槽タンク1リットルも持参したから余裕であります。桂岡林道終点(右上)ここから新日本紀行に出てきそうな風景が続いて宮越地区到着。

 
ここからまた山の中へ入るので、宮越駅で小休止します。と、列車が入って来た。乗降客は誰もいません。

 
しっかり休んで次へ行きましょう。お次は八兵岳の周りにある林道を通って七ッ岳へ通じる林道へ出る予定なんですが・・・どうなるかな? 途中、大赤岳沼や名無し沼、そして七ッ岳大沼も見ようと欲張った計画を立てただけに、どこで予定が狂うか分かりません。 

 
宮越地区から林道へ入ったけど、ここも水たまりが無ければ路面良好。大船松倉林道並と言って良いぐらいマッタリ走っても大丈夫な感じ。

 
渡島地区では、あまり見られない魚道を兼ねた砂防ダムがあります。すぐに分岐(右上)到着。『地図』を見れば分かりますが、どっちも同じ場所へ通じているから景色の良い川沿いの道にした。

 
分岐(左上)ここは右が八平岳方向。路面は少し荒れて来たけど、まだまだ大丈夫。イヤなのは、イタドリが伸びてハンドルや体にぶつかるのと、車のタイヤにつぶされたプーさんの落し物がやたら多いこと。

 
八平岳近くに車が停まってた。山菜採りか登山でもしてるんだべか? この先に分岐があるはずなんだけど、GPSの場所には見当たりません。廃道になったみたい。その先の分岐(右上)は左です。『地図』

 
路面は少し荒れているけど定期的に車の通行はある様子。しかし、その先の地図に載っている道は途中で道が無くなっていた。

 
一応、右の道も入ってみたらタケノコ採り(山深いからまだ採れるみたい)の車3台に出会い、道を訊いてみたが、逆に道を訊かれた。やっぱり薄々予感はしてたけど、地図に無い林道だけあって途中で消えていました。(右上) う〜ん、参った。 予定してた時間通りにいかなくなりました。 これで八平岳の手前まで引き返しです。

 
『地図』地点まで戻り、ここから七ッ岳方向へ行く事にしたけど・・・あらら。林道のど真ん中に伐採した木が置かれてた。これで計画を練り直ししなければならなくなっちゃった。一旦、宮越地区手前の宮越開拓線の分岐まで戻り、お昼を食べながら作戦会議。 道道5号線へ出ずに七ツ岳方向へ抜けるには、ここ宮越開拓線を通るしか残された道はないから、この道を通る事に決定。

 
路面は簡易舗装部分もあって楽そうですが、ダート部分は未除草なので草が邪魔。 分岐到着(右上)ここは右なんですが、この先通行止めの看板が出ていた。普通なら取りあえず行ってみるけど、二度ある事は三度ありそうだし、時間的余裕がなくなってきたから宮越内林道を通り宮越地区へ戻る事にしましょう。『地図』

 
ところが、戻る道すがらの景色が良い事・・・ ここも新日本紀行の風景って感じ。

 
道道5号線を走り湯ノ岱地区へ到着。ここから七ッ岳方向へ向かいます。この道が長い。 しばらく舗装の直線が続き、フラットダートを走ってゲートへ到着。

 
すると、ゲッ、ゲゲゲのゲッ! ごめんなさいの脇抜け出来るゲートが屈強になっていた。RH250さんと相談したけどやっぱり無理そう。 ゲート両脇が深い溝になっていて、下りたら登れない感じなんです。この先、大赤岳沼や名無し沼、そして七ッ岳大沼と見たい所がいっぱいあるのに・・・ また、さっき通ったばかりの宮越内林道から林道崩落現場?を通り、ここへ来る事も出来そうですが、時間的に無理だからあきらめましょう。

ここは近いうちにリベンジしないと・・・ というわけで今日はおしまい・・・とは、なりません。 

仕方ないからトンガリチリチリ林道でも通ってみますか・・・

トンガリチリチリ林道へ続く。


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