2010魚撮り
今年の夏は全国的に猛暑のようで、涼しい夏のはずである函館も連日蒸し暑い日が続いています。こんな時期に秘境や林道・廃道を探索する気にもならなかった。その上、野暮用が多く、しばらく野山をご無沙汰していました。 今日は仕事が午前中で終った事だし、久しぶりに避暑をかねて魚撮りに出かけてきました。
場所は前回同様、汐泊川水系の某所(説明が複雑なので省略)であります。
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蛾眉野町から林道に入り、そこから廃道を少し走ると川原到着。バイクを停めると、今時期の定番であるアブがブンブン飛び回っています。まずは森林香を炊いて、うるさいアブを近づけないようにします。

さて、川原の様子はと・・・ 久しぶりに来たら、すっかり川の形が変わっていた。まあ、魚の沢山居そうな瀞場はあるから大丈夫でしょう。

一応、ウェットスーツを持ってきたが、気温は32℃もあるから裸でも大丈夫と思って水に入ったら・・・やっぱり寒かった。子供の頃なら唇を紫にしても泳いだものだけど、今は無理なので、しっかりウェット着用して潜行開始。相変わらずヤマメがいっぱい泳いでいます。

一番深い所を見てみると、20cmぐらいのヤマメが泳いでる。そして、水草の間からイワナも見え隠れしていた。今回もイワナ狙いで撮ってみましょう。

でもね、私の腕とカメラの性能ですから、それなりって事で・・・。

こうして水中にいるイワナやヤマメを観察していると、どの個体も大体同じ位置にいて、捕食行動の時に移動し、また同じ所へ戻ってきます。

私が水中に入ったから警戒してみんな何処かへ行ってしまったけど、ジッと同じ所で待っていれば帰ってくるんです。

ところが、今回はウェットスーツの浮力を消すためのウエイトを持って来なかった。なので、スーツの浮力で体のバランスがとれません。前回はフィンもウエイトもあったから、同じ位置に居るのに苦労しなかったが、これほど大変だとは思いませんでした。仕方ないから魚が戻って来るまで、川底の石を持って両足を踏ん張って待機する事約10分。やっとイワナが戻って来たところをパチリ。

こんなもんかな?

私のそばのイワナをよ〜く観察すると、なんだかイワナの視線を感じます。画像で分かりますかね。こっちを気にして見ているみたいなんです。
魚は沢山いるし全然寒くない。かれこれ1時間近く写真を撮っていたら、デジカメのバッテリーが無くなってきたので水中撮影終了。

水から上がると、今時期の風物詩である“アブ”の総攻撃(20匹以上?)これだけ数が多いと森林香も効いているんだべか?って気がします。前回はウェットスーツに着替える時にアブに咬まれたけど、今回は何とか咬まれなかったから、もしかしたら効いてるのかもしれません。川原でマッタリ出来ないから、トットト着替えて帰りました。
2010年08月07日
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